てごねっと石見とは

てごねっと石見(いわみ)が設立されたのは2011年。

てごねっと石見(いわみ)が設立されたのは2011年。

その頃は2008年に発生した“リーマンショック”から始まった
世界規模の金融危機の影響と3月11日に発災した
東日本大震災によって景況が大きく悪化した頃でした。

第二次産業が主力のまちである江津市は
大手企業の廃業や撤退を受けて
雇用の場が減少している状態にありました。

過疎化対策として“空き家バンク”などの定住対策を行っても
雇用がなければ定住に結びつきません。

そこで、江津市では2010年から働く場を創り出すことができる人材誘致、
過疎地域の課題解決につながるソーシャルビジネスの創出を目的に
“ビジネスプランコンテスト”を開始しました。

全国から25名の応募があり、盛況に終えた初回コンテスト終了後、
「受賞者を継続的に支援をしていく仕組みが必要ではないか」と産官学が連携し
中間支援機関として設立したのが“NPO法人てごねっと石見”でした。

その頃は2008年に発生した“リーマンショック”から始まった世界規模の金融危機の影響と3月11日に発災した東日本大震災によって景況が大きく悪化した頃でした。

第二次産業が主力のまちである江津市は大手企業の廃業や撤退を受けて雇用の場が減少している状態にありました。

過疎化対策として“空き家バンク”などの定住対策を行っても雇用がなければ定住に結びつきません。

そこで、江津市では2010年から働く場を創り出すことができる人材誘致、過疎地域の課題解決につながるソーシャルビジネスの創出を目的に“ビジネスプランコンテスト”を開始しました。

全国から25名の応募があり、盛況に終えた初回コンテスト終了後、「受賞者を継続的に支援をしていく仕組みが必要ではないか」と産官学が連携し中間支援機関として設立したのが“NPO法人てごねっと石見”でした。

2013年
過疎地域自立活性化優良事例表彰 総務大臣賞 受賞
(江津市)

2015
第5回 地域再生大賞受賞
(てごねっと石見)

町全体でビジネスプランコンテストの受賞者を支援する
江津市の取組は、その先進性と継続性が評価され、
平成25年度過疎地域自立活性化優良事例表彰において
総務大臣賞を受賞しました。

また、その支援の中心を担っているてごねっと石見は、
地方新聞46紙と共同通信社が
地域づくりに挑む団体を励ますために設けた「地域再生大賞」において
2015年、第5回地域再生大賞に選ばれました。

町全体でビジネスプランコンテストの受賞者を支援する江津市の取組は、その先進性と継続性が評価され、平成25年度過疎地域自立活性化優良事例表彰において総務大臣賞を受賞しました。

また、その支援の中心を担っているてごねっと石見は、地方新聞46紙と共同通信社が地域づくりに挑む団体を励ますために設けた「地域再生大賞」において2015年、第5回地域再生大賞に選ばれました。

江津市は、これまでの経験を経て、スローガンを掲げました。

江津市は、これまでの経験を経て、スローガンを掲げました。

“GO▶GOTSU!山陰の「創造力特区」”

“GO▶GOTSU!山陰の「創造力特区」”

自らの創意工夫で新しいものごとを創り出す人が増え、
さらに、人と人をつなぎサポートする場や団体が増えることで
より活発に創造的な活動が生まれる。
そんな、「まち全体で創造的なチャレンジを応援」できる
まちづくりを目指しています。

てごねっと石見は、これからもたくさんの“てご”をしていきます。
※てご(石見弁で “手伝い、手助け”の意味)

自らの創意工夫で新しいものごとを創り出す人が増え、さらに、人と人をつなぎサポートする場や団体が増えることでより活発に創造的な活動が生まれる。そんな、「まち全体で創造的なチャレンジを応援」できるまちづくりを目指しています。

てごねっと石見は、これからもたくさんの“てご”をしていきます。


ビジネスプランコンテストの出場者の“てご”をするうちに
小中高生や大学生のキャリア教育、中心市街地の活性化、
魅力的な情報発信、学生との連携、企業の魅力化・・など
“てご”の輪が広がり、地域のみなさんとともに、様々なプロジェクトが生まれました。

一方、社会の変化は予想よりも大きく、
地域にはたくさんの課題と可能性が存在しています。
そして、法人設立から10年を迎えた2021年に
組織のビジョン、ミッションを新たに設定しました。

ビジネスプランコンテストの出場者の“てご”をするうちに小中高生や大学生のキャリア教育、中心市街地の活性化、魅力的な情報発信、学生との連携、企業の魅力化・・など“てご”の輪が広がり、地域のみなさんとともに、様々なプロジェクトが生まれました。

一方、社会の変化は予想よりも大きく、地域にはたくさんの課題と可能性が存在しています。そして、法人設立から10年を迎えた2021年に組織のビジョン、ミッションを新たに設定しました。

スローガン

ここに、まちのコンシェルジュ

Vision

できる」を感じられる地域

みんなの「やりたい」「なりたい!」があふれ、「いいじゃん」「やってみよう」が
飛び交い、私・あなたらしさが叶う地域。
「この町ならできる!」と感じる人が増えると、地域はもっと元気になります。
やりたいを応援し、共感し合う、つながりのある地域を目指します。

みんなの「やりたい」「なりたい!」があふれ、「いいじゃん」「やってみよう」が飛び交い、私・あなたらしさが叶う地域。「この町ならできる!」と感じる人が増えると、地域はもっと元気になります。やりたいを応援し、共感し合う、つながりのある地域を目指します。

Mission

地域の活動人口を増やす

「活動人口」とは、様々な社会活動に参加する新しい「人口」の考え方です。
地域行事やイベントに参加したり、ボランティアとして参画したり、
創意工夫をして、新しい企画を生みだしたり。
私たちは地域のみなさんの伴走者となり、まちづくりのハブとなります。

「活動人口」とは、様々な社会活動に参加する新しい「人口」の考え方です。地域行事やイベントに参加したり、ボランティアとして参画したり、創意工夫をして、新しい企画を生みだしたり。私たちは地域のみなさんの伴走者となり、まちづくりのハブとなります。

Core value

主体性と多様性の尊重

  • 当事者意識や主体性を大切にする
  • 多様性、少数意見を尊重する
  • 地域のリアルな声や考えを深く理解する

Guidelines For Action Mission(行動指針)

探す・聞く・描く

  • 【探す】まちに関心を持ち、活動が生まれるシーズ&ニーズを見逃さない
  • 【聞く】主体は市民。活動のモチベーションを生みだし、維持するために考えを深く理解する
  • 【描く】未来を見据えて行動する。地域活動量を増やす

これまでの歩み


2011年4月NPO法人てごねっと石見設立
2011年4月江津市ビジネスプランコンテスト(通称:Go-Con)事業開始
2015年1月第5回地域再生大賞 受賞
2016年8月「江津ひと・まちプラザ」の指定管理者受託
2018年2月「Go▶つくる大学」事業開始

事業コンセプト


ひとづくりイメージ

ひとづくり

地域の力の源は、人にあります。地域で暮らす子どもたちや中高生や学生、地域で活きる大人たちが出逢い、関わりの中で学び合うことを大切にしています。

  • ふるさとキャリア教育
  • 教育魅力化コーディネート事業
  • GO▶つくる大学 など
仕事づくりイメージ

仕事づくり

住み続けたい、帰ってこられる地域であり続けるために、仕事や生業は重要です。創意工夫で新しいものごとを創り出す人が増え 「創造的なチャレンジを応援」できる地域を目指しています。

  • 江津市ビジネスプランコンテスト運営
  • ビジネスサポート など

場づくり

地域のみなさんと一緒に、地域を楽しむ、ワクワクするイベントや仕掛けをつくります。活動人口や交流人口を増やし、新たな出逢いが生まれる場をつくります。

  • 若者フィールドステップアップ事業
  • 中心市街地活性化事業
  • 複合公共施設管理 など

メンバー紹介


藤田貴子写真
ふじた たかこ

理事長 藤田 貴子

江津市出身、大学時代にロンドンに留学し、江津市にUターン。2006年から有志で古い街並みをつかったイベント【江津本町甍街道ふらり[fula:Re]】を立ち上げ、2008年に古い長屋を改装して交流・表現の拠点となる『本町KICHI』を立ち上げる。2011年、てごねっと石見に理事として参画。商店街現地マネージャー育成事業に参加し、手つなぎ市や空き店舗調査など商店会に関わり始める。2012年に万葉の里商店会に青年部を立ち上げ、土曜夜市を復活、52BARなどに携わる。

さいがはら ゆうじ

理事・マネージャー 齋ヶ原 祐司

浜田市出身。大学卒業後、東京で通信会社に勤務し、2020年に浜田市へUターン。江津高校の教育魅力化コーディネーターや江津市のふるさとキャリア教育等を担当している。2022年に人材育成・能力開発支援を行う「いわみと」を開業。 2030SDGs / SDGs de 地方創生 公認ファシリテーター。キャリアコンサルタント(国家資格)

ひがき かずみ

檜垣 和美

江津市出身。高校卒業後、関西に就職し、その後、江津市へUターン。歯科助手として歯科医院に27年間勤務。その後、NPO法人てごねっと石見へ転職。江津高校の教育魅力化コーディネーターや、保育園・小学校のふるさとキャリア教育などを担当。その他、2008年頃から約13年、小学生ハンドボールクラブチームに携わる。

中島春奈写真
なかしま はるな

中島 春奈

滋賀県で看護師として勤務、助産師免許取得を機に2016年に江津市へIターン。総合病院勤務を経て、2021年にてごねっと石見に参画し、つくる大学や健康とテーマにした場づくりを実施。2017年に地域の産前産後ケアや小中高生対象とした性教育・キャリア教育等を行う「めばえの森」を設立。


ふじはら ただし

藤原 義

松江市出身。島根県立大学地域政策学部に在籍。古い町並みを活かした「街歩きイベント」の設計などを行う。島根県の地域をフィールドに学生が主体となり活動する団体「未来+」の代表を務める。
『気軽にいろんな人と関わることができることが地域で活動することの良さ』をモットーに、地域をフィールドとした学びをつくっていきたい。

しみず ゆい

清水 結衣

石川県出身。広島の大学を卒業後、スリランカでの海外勤務を経た後、外資系監査法人において広報や情報セキュリティを担当。2023年、島根県江津市へIターン。市町村の委託事業におけるプロジェクト管理やタスクマネジメント等を担当。その他、フリーランスとして高校の探求活動支援やアドバイザー、部活動マネージャー指導員等として幅広く活動。

白川和子写真
しらかわ かずこ

副理事長 白川 和子

浜田市在住。協同組合グループ石見ブランド事務局長を務め、石見焼や石州和紙など県西部の伝統工芸品の普及に尽力。江津市を拠点に異業種交流会「う・まいんど」を開催し、世代や肩書を越えたネットワークをつくる。2011年、てごねっと石見に理事として参画。

2015年山陰中央新報地域開発賞産業賞受賞。公益財団法人ふるさと島根定住財団 理事など

いしかわ かえで

石川 楓

茨城県出身。大学進学を機に島根県へ。島根県立大学地域政策学部に在籍中。大学では、地域のことについて学ぶ。てごねっと石見において2021年のインターンシップ生としてイベントを2つ企画実施。



たなか りえ

専務理事 田中 理恵

安来市在住。2010年江津市ビジネスプランコンテストで大賞を受賞し、2011年に江津にIターン。てごねっと石見の立ち上げを担う。ビジネスプランコンテストの仕組づくりや移住支援事業、大学生と地域をつなぐコーディネート事業を展開。以後、てごねっと石見に理事として関わる。

2017年(一財)地域・教育魅力化プラットフォームに参画、2018年(株)MYTURN 設立


団体概要


団体名称特定非営利活動法人 てごねっと石見
設立年月日平成23年4月1日
所在地〒695-0011 島根県江津市江津町1517-35
TEL.0855-52-7130 
役員<理事長 > 藤田貴子
<副理事長> 白川和子
<専務理事> 田中理恵
<理  事> 三浦大紀、押越明子、松本明子、湯浅順子、齋ケ原祐司
<監  事> 藤井郁雄、中川哉
営業エリア江津市、島根県西部(石見地方)を中心とした島根県
事業内容(1) 特定非営利活動に係る事業
  1.創業支援に関する事業
  2.初等教育段階からのキャリア教育に関する事業
  3.産業人材の育成に関する事業
  4.人材の誘致に関する事業
  5.中心市街地の活性化に関する事業
  6.地域活性化に関わる公共施設等の運営・管理に関する事業 
  7.その他この法人の目的を達成するために必要な事業

(2) その他の事業
  1.ビジネス・マッチングに関する事業
  2.企業等のコンサルティングに関する事業
  3.田舎ツーリズムに基づく農山漁村の体験に関わる調理や宿泊の提供
  4.加工食品、衣類等の販売
  5.古物営業法に基づく古物の販売
  6.チケットの販売代行
  7.自動販売機の管理、集金代行
  8.不動産賃貸業
  9.飲食店の経営
  10.会議室、コワーキングスペース、事務機器等の貸し出し
  11.旅行業法による旅行業及び旅行業者代理業
  12.講演、講座、ワークショップ、イベント等の企画、運営
指定管理江津ひと・まちプラザパレットごうつ(WEB
〒695-0011 島根県江津市江津町1518番地1